「忘れられない歌手」としてSarah Vaughanの特集。
1940年代から90年代の半世紀にわたってモダンジャズとその対極にあるポピュラー音楽の間に橋を架けた。
ニューヨークの対岸ニュージャージー生まれ。8歳の時から教会でオルガンを弾いて、ソールを歌っていた。
アポロ劇場のコンテストで優勝してデビュー。52丁目のバードランドが彼女の主舞台。
そこで明け方歌ったのが「Lullaby of Bird land」だ。
「September Song」は彼女が歌うと単なる季節の歌ではなくニューディールへのオマージュとなる。
愛、夢を歌いながら、メッセージは込めないのに、時代への刃を突きつけ続けた歌手だと私は思うのだが・・。
このほかBlack Coffee, Thinking of youをかけました。いずれも33回転LPでの放送でした。