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【10月8日防災インフォメーション】

投稿日時 2014-10-08 12:13

《山岳事故を防止するために…》
*京都市内には、
 北山、東山、西山、京北などの
 主要なトレイルコースがあり、
 多くの方が登山を楽しまれています。
 春・秋の季節には、
 ハイキング等の登山者が増加し、
 入山中に急病や転倒負傷等により
 自力下山ができなくなった、
 道に迷って動けなくなったなど、
 山岳救助事故も増える傾向にあります。
 特に、平成26年9月中の山岳救助事故は、
 本年では最も多い11件発生しています。
 さらに、
 山岳救助事故で救出した方のうち、
 60歳以上の方が全体の6割を超えています。
 ☆登山を計画されている方は
  山岳事故を防ぐために、
  経験、技術、体力に合ったゆとりのある登山計画を
  立ててください。
  必ず目的とする山の天候、登山ルート、
  エスケープルート等の情報を事前に入手の上、
  登山予定者、入山・下山予定日時、
  登山行程、装備品等を記載した登山計画書を作成してください。
 
 ☆登山計画書を作成することは、
  事故のない安全な登山計画を立てる機会になります。
  また、登山中、道に迷ったり、
 怪我をして動けなくなった時のために、
 あらかじめ登山計画書を警察、勤務先、家族などに
 提出しておくことで、捜索時の有効な資料となります。
 登山計画書の提出先は京都府警察本部地域課、
 最寄りの警察署、交番又は駐在所に
 できるだけ登山日の前日までに提出してください。

《京都大学宇治キャンパス公開2014》
*防災に関する講演*
 日時:10月25日(土)
  午前10時~
   「世界の安全を守る建築防災工学」として、
   シンガポール、ミャンマー、など、
   海外での防災に関するアプローチについての講演。
  午後2時~
   京都大学防災研究所 教授 角 哲也さんの講演
    「洪水災害とダムの役割 
      ~世代を超えて上手に使う・役立てる~」
*昨年の台風18号では、
 淀川流域の桂川・宇治川・ 木津川でほぼ同時に洪水が発生し、
 桂川では 亀岡や嵐山で氾濫、
 下流の伏見区では水があふれ、堤防が決壊寸前となりました。
 宇治川でも、完成以来初めて
 天ケ瀬ダムの非常用洪水吐きから放流するほど の
 洪水通過量となりました。
 「今回の洪水は従来と何が違ったのか」
 「その時淀川流域のダム群はどう働いたのか」
 「今後、その機能を高めるために必要な技術は何か」
 「また将来世代に持続的に活かしていくための課題は何か」など。
 会場:宇治おうばくプラザ1階 きはだホール
 定員:300人
 詳細:宇治地区事務部研究協力課
     電話 0774-38-3350
     FAX 0774-38-3369