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【3.11震災特番】FMひらかた制作「Smile Again Project~被災地からの希望と勇気と微笑みと・・・2022」

投稿日時 2022-03-17 18:38

2022319日(土)22:000:00に、FMひらかた制作の3.11震災特番「Smile Again Project~被災地からの希望と勇気と微笑みと・・・2022」を京都三条ラジオカフェで放送いたします。

FMひらかたは阪神淡路大震災を機に、災害時の情報伝達を目的として枚方市が中心となって立ち上げたコミュニティFM局ですが、惜しまれつつも今年の228日に閉局し、その25年の歴史に幕を閉じました。

FMひらかたは3.11震災発生以来、11年にわたり東北各地のコミュニティFM各局と常に交流を続け、番組を通じて広く発信してこられました。

そんなFMひらかたで2022226日に放送されました震災特番「Smile Again Project~被災地からの希望と勇気と微笑みと・・・2022」をぜひお聴きください。

◆番組内容

(1)オープニング

(2)枚方閉局について

(3)ラジオ石巻・松浦佳奈さん インタビュー

   自衛隊に協力を求めたときの言葉「ラジオが命を救う」

   ラジオからの情報により、保育所へ向かおうとした母親たちを津波から守る

   避難所で認められた地元の情報は地元ラジオからという事実

   忘れてほしくないとの思いで局まで歩いてきた市民

   情報がないということの恐ろしさ

(4)ラヂオ気仙沼・西城淳さん インタビュー

  地域の情報源・防災無線を2日目には失った街はNNKの広域情報だけが情報源

  臨災局が放送をスタートしたあとも「ラジオがある」という周知ができずにいたので

   住民へ広く情報を届けることは難しくかった(臨災局の限界)

(5)FMあすも・塩竃一常さん インタビュー

  臨災局は行政主導での情報発信であることにより、言葉の選び方、伝え方など多くの疑問を持つ場面があり、本当の意味で「情報を伝える」役割を果たしているとは言い難い

  被災地と支援地(支援者)を繋ぐ、中間の立場にあった岩手内陸地のラジオ局だからこそ見えてくる問題提議

(6)富岡町社会福祉協議会(元・おだがいさまFM)・吉田恵子さん インタビュー

  「情報」とは、普段の雑談にある情報も含めて情報。それが欠如することで被災者の心を孤独化させ、生きる意味を失わさせることすらあるという、社協に勤める方だからこその視点で、災害やラジオの役割を冷静に分析

(7)エフエムいわぬま・吉田愛子さん インタビュー

  毎週、枚方と生放送を続けることで積み上げられた信頼は、「忘れない」「覚えていて欲しい」ということを意識することなく体現できた成功例、本当の意味で繋がることができたと思う

(8)エンディング

FMひらかたからのコメント)

11年を前にそれぞれ皆さんが語って頂いた内容は、「災害とラジオ」についてのまるで集大成のような内容となりました。きっと、コミュニティラジオ局ならば、どの地域でもリスナーは勿論、行政や出資者にも改めて知っておいてもらいたい内容であるかと思います。

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東日本大震災発生1 週間後から活動をスタートした被災地支援活動(Smile Again Project)を機にこの11 年間交流を続けてきた東北のコミュニティラジオ局と共に制作する最後の震災特番です

出演 FM いわぬま、ラジオ石巻、ラヂオけせんぬま、FM あすも、富岡町社会福祉協議会